ビーチサッカー日本代表は、FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021にて、
28日に準決勝でセネガルを破り日本ビーチサッカー史上初の決勝進出を決め、歴史に新しいページを刻みました。
その翌日、現地8月29日(日)に決勝で、グループリーグで一度対戦している、ホスト国ロシアを再戦しました。
日本は、健闘しましたが、惜しくも敗れ2位で大会を終えました。
日本史上初の準優勝・銀メダルを取ることができ、
日本のビーチサッカー界にとって、偉業を成し遂げました。
<FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021 結果>
決 勝
⏰8月29日(日)現地時間 19:30 / 日本時間 25:30KO
🇯🇵日本🆚ロシア🇷🇺
📺J SPORTS
第1ピリオド 0-1
第2ピリオド 2-3 赤熊x2
第3ピリオド 0-1
Total:2-5 Lose
<マッチレポート>
連日の試合となった決勝戦、相手はグループステージで1-7で大敗しているロシアと対戦しました。
試合は、第1ピリオド。
集中した立ち上がりは、ロシアにも引けを取らない内容で、相手の攻撃をうまく抑えていましたが、
4分、ロシアのスローインからのオーバーヘッドを決められてしまい、先制されます。
日本もFKでチャンスを得ますが、得点に結びつかず、0-1で第1ピリオドを終えます。
第2ピリオドに入り、試合が動きます。
キックオフで、新しいやり方を試みます。茂怜羅オズ選手からゴール前で赤熊選手が反転し、
ダイレクトオーバーヘッド。これが見事に決まり同点に追いつきます。
ここで流れを掴みたかった日本でしたが、
直後に、ファウルを与えてしまい決められてしまいます。さらに3分にも相手のコースをつくFKで1-3とされます。
2点を追いかける日本は、5分。ペナルティエリアで赤熊選手が倒されFKを獲得します。
これを真ん中にシュートし1点差に追い上げます。
ここで追い上げたい日本でしたが、7分。豪快なロングシュートを決められてしまい再び2点差とされます。
その後、GKを河合選手に代わって、城田選手が入ります。
2-4でピリオドを終えます。
最終ピリオド、両チーム譲らない激しい攻防が続きます。
まず1点を返し流れを引き寄せたい日本は、果敢に攻めます。
攻撃にリズムが出てきましたが、なかなかゴールを割ることができません。
試合終盤にかかり、11分。ゴール前でロシアの選手に粘られ、ついに追加点を奪われてしまいます。
最後の最後まで、あきらめず、攻める日本。
山内選手のオーバーヘッドを放とうとしたところで、
無情にも試合終了のホイッスルが鳴り響きました。
2-5でロシアに敗れました。
悲願の初優勝には、惜しくも届きませんでしたが、
日本ビーチサッカー史上、過去最高成績となる準優勝で大会を締め括りました。
日本中に大きな感動と夢を与えてくれたビーチサッカー日本代表。
日本のビーチサッカー界、果ては、日本のサッカー界にとって、
史上初の準優勝 銀メダルの偉業を成し遂げました。
ビーチサッカー日本代表チームの選手、スタッフの皆さん、
本当におめでとうございます。