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FIFAビーチサッカーワールドカップ News 日本代表

準々決勝でタヒチを激闘の末制し、2大会連続ベスト4進出!

更新日:

ビーチサッカー日本代表は、FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021にて、
グループステージを2位で突破し、現地8月26日(木)に準々決勝でタヒチと対戦しました。

試合は、終盤延長にもつれ込む大接戦となりましたが、
激闘の末、勝利し2大会連続のベスト4進出を決めました!

<FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021 結果>
準々決勝
⏰8月26日(木)現地時間 19:00 / 日本時間 25:00KO
🇯🇵日本🆚タヒチ
📺J SPORTS

第1ピリオド 2-0 OG、山内
第2ピリオド 0-1
第3ピリオド 1-2 大場
延長 2-1 奥山、赤熊

Total:5-4 Win✨

<マッチレポート>
前の3試合とは違って、序盤からリードする展開となった第1ピリオド。
4分、上里 琢文選手がサイドから中央に折り返したボールが、相手のオウンゴールを誘い先制します。
その1分後、山内悠誠 選手が、倒されてPKを獲得。これを冷静に決めてリードを広げます。
2-0で第1ピリオドを終えます。

第2ピリオドは、一進一退の攻防がつづきます。
大場選手が、「田畑コーチが相手を分析した内容通りに闘いました。」と言うように、相手の攻撃を封じつつ対応していきましたが、8分にハンドでPKを取られて、1点を返されてしまいます。
1点差となった第3ピリオド、相手のペースにされないように対応していきましたが、6分、ドリブルからフリーでシュートを打たれて、同点に追いつかれてしまいます。

同点に追いついたことで、タヒチサイドは大盛り上がり、勢いを増します。
そして、残り23秒で、相手のサイドからのシュートが、クリアしようとした上里選手の足に当たり、
不運にもオウンゴールとなってしまいます。
絶体絶命の状況となりましたが、日本はまだあきらめていませんでした。
キックオフで茂怜羅 オズ選手からの浮き球のパスを、大場 崇晃選手がダイレクトでシュートを放ちます。
GKの前でバウンドしたボールはゴールへ吸い込まれて、同点ゴール!
奇跡的に、残り数秒でタヒチに追いつきます。
これには、日本ベンチも大盛り上がりで喜び合いました。

大場選手よりゴールシーンを振り返って
「キックオフの時にオズ選手と目が合って、パスが来ると確信しました。
とにかく自分を信じて、ゴールすることだけを考えました。」

そのまま決着がつかず、
試合は、延長戦へと突入します。

延長戦へと入り、今度は日本が勢い付き、
延長1分、CKから赤熊選手がヘディングで競り勝ち、こぼれたところを奥山選手が足で触りコースを変えて、
ゴールラインを割り逆転ゴール。
その30秒後に、気の緩みからか追いつかれてまた振り出しに戻ります。
その直後に、大場選手からのサイドからのクロスボールを受けた赤熊 卓弥選手が、豪快なオーバーヘッドシュートを放ち、ゴール右隅に決まります。
これが決勝点となりました。

終了間際には、残り10秒の時点で近い距離からの相手FKのピンチを、GK河合雄介選手が好セーブをし、5-4で大接戦を制しました。
ビーチサッカーの醍醐味が詰まった歴史に残る一戦となりました。

最後、好セーブを魅せた河合選手よりコメント
「ギリギリまで、相手がシュートを打つタイミングを見てセーブしました。
これを止めたら次に繋がると思いました。あと悠誠さんの『人生をかけてW杯に来ている』という言葉を思い出して集中しました。」

ビーチサッカー日本代表は、
ワールドカップ2大会連続ベスト4進出を果たしました。

準決勝は8月28日(土)に、ブラジルを下して勝ち上がったセネガルと対戦します。

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