現地の11月30日(土)、パラグアイのアスンシオンにて、FIFAビーチサッカーワールドカップの決勝トーナメント 準決勝が行われました。
ポルトガルに先制されるも、一進一退の展開を繰り広げ、試合終了間際に同点に追いつきます。
延長戦でも決着がつかず、PK戦へ 1-2で敗れ史上初となる決勝進出を逃しました。
< 試合結果 >
ビーチサッカー日本代表 🆚 ビーチサッカーポルトガル代表
1ピリオド 1-1 茂怜羅
2ピリオド 1-0 山内
3ピリオド 1-2 赤熊
延長 0-0
PK 1-2
Total 3-3(PK 1-2) 敗退
< マッチレポート >
前の日まで晴天だったアスンシオンでは、突如天気予報が変わり雨模様で準決勝を迎えました。
日本戦の前のもう一つの準決勝では、南米特有のスコールの中の開催となりましたが、日本戦開始前に雨が上がり落ち着いた雰囲気の中でのキックオフとなました。
第1ピリオドでは、開始2分、ポルトガルが先制しました。
ドリブラーで注意していた双子のマルティンス兄弟のパスワークから決められてしまいます。
その後12分、茂怜羅オズ選手の得意の豪快なFKで、同点に追いつき1-1で1ピリオドを終えます。
第2ピリオドでは、開始37秒、これまでゴールのなかった山内悠誠選手が、相手をうまく交わし待望のゴールを挙げます。
ラモス瑠偉監督と抱き合い、喜び合いました。
第3ピリオドに入り、ポルトガルの中心選手でもあるビー選手が、小牧正幸選手との1対1からマークを外し、中央からシュートを放ち左下にゴールを決め同点とされます。
つづく、31分にも逆転ゴールを許してしまいます。
1点が欲しい日本は、果敢に攻めます。
残り、47秒コーナーキックから赤熊卓弥選手が土壇場でゴールを決め、同点に追いつきます。
これまで曇りだった会場でしたが、突如豪雨に見舞われ悪天候の中、延長戦が開始しました。両チームゆずらず、勝敗はPK戦へとゆだねられました。
1番手は、主将の茂怜羅オズ選手。過去ほとんど失敗したことがなく得意としていましたが、ゴール右上に外してしまいます。
2番手の山内悠誠選手は成功。つづく3番手の田畑輝樹選手も茂怜羅選手と同様にゴール右上に外し、失敗してしまいます。
これにより、日本の敗退が確定。
史上初の決勝進出の道が断たれました。
次戦は、世界ランキング2位のロシアと銅メダルを懸けて
3位決定戦に臨みます。
■FIFAビーチサッカーW杯公式サイト
https://www.fifa.com/beachsoccerworldcup/